どうもありがとうございました。

 三ツ野です。

 日曜日の文学フリマで、ゼロアカ道場第四関門にお越し下さった皆さま、ありがとうございました。

 そして今ごろ、「『ケフィア』字が読みにくいよ」と苦労しながら、お買い上げいただいた雑誌に目を通しているであろう皆さま、本当にありがとうございます。すんません。

 いや、僕ら二人も、完成した雑誌を当日朝に初めて見て、字の小ささ、読みにくさにビックリしたのでした。いやはや。詰め込みすぎましたね。

 実は僕らは、他チームに比べて入稿が遅かったので、完成した雑誌を東さん、太田さんに見せることができず、PDFの状態で評価してもらったのでした。なんか、そのあたりにも勝因があったのでは……?

 それだけでなく、今回の第四関門通過には、数え切れない幸運が重なっていました。

 辞退者が出て繰上げ参加できたこと自体、もちろんラッキーだったし、なんと言っても、やずややずやさんという有能なパートナーを割り当てられたことが、一番大きかったと思います。復活した直後、すでにやずやさんが用意していた大量の原稿に目を通して、「これは勝てるな」と思ったのは間違いではありませんでした。

 そして、鼎談において僕に闘魂を注入してくれた大澤さん、杉田さんはじめ、寄稿者の皆さま、インタビュー協力者の皆さまの、強力な援護にも恵まれていたと思います。

 一人で孤独に頑張っていたやずやさんを陰で支えていた、お友達の皆さんもお疲れ様でした。


 そんな幸運に恵まれていた僕に比べて、敗退した人たちには様々な不運があったと思うし、なかなか納得できない気持ちも、僕はよく分かるつもりです。僕もいまだに第三関門で落ちたことが悔しいし。

 当日、勝利が確定した後には、いろいろな方から「これで調子に乗っちゃ駄目だ」「冷静になれ」「これからが本番だ」などの言葉を頂いた一方で、「なんでもっと喜ばないの?」と不満そうだった東さんには、なんだかカワイクナイ奴だと思われてしまった気がしますが、まだまだ僕が本当に認められたとは思っていないし、実際、僕には足りない部分がたくさんあると思います。

 だから今後も、第三関門の悔しさを忘れずに頑張ろうと思います。そして、もし最終的に優勝して本を出すことができ、敗退していった人たちに「この人に負けたならしょうがない」と思ってもらえたら、そのときは本当に嬉しいだろうと思います。

 今回はどうもありがとうございました。

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 ところでところで。

 ミツノと「破滅派」の「和解」はどうなったのか?ということが気になっている人も、少しはいるのではないかと期待しているのですが、文フリ当日には仏文時代の仲間の三人に会うことができ、彼らにも『ケフィア』を買ってもらいました。そして『ケフィア』を完売した後に、僕も『破滅派』を買いに行きました。

 『途中下車』のモデル問題に関しては、高橋文樹くんから「あれはお前じゃないよ」という説明があり、いちおう僕もそれで納得しました。しかし、もしそうだとすると、あれは長い間、僕のとっておきの「絶対にすべらない話」だったのに、これから僕は何をネタにして生きていけばいいのか。

 そんな、ネタ切れに悩む僕ではありますが、今後、何か言いたいこと、お知らせしたいことがあるときのために、発言の場所を持っておこうと思い、はてなダイアリーを開設しました。

http://d.hatena.ne.jp/ymitsuno/ 

 今後ともよろしくお願いします。

 それでは。