ページ紹介その3 濱野智史さんインタビュー「擬似同期化するファッションの世界」

こんにちは。
最近、同人誌の宣伝をするためにmixiの「egg」の読者コミュニティに入って、
いろいろ書き込みをしてみたんですが、
正直、浮きまくっていて…大丈夫か?状態のやずやです。


さて、本日は、同人誌のページのページ紹介の第3段ということで、
先日、「アーキテクチャーの生態系」を上梓され、
今、話題沸騰中の濱野智史さんのインタビューから抜粋して掲載させていただきます。


しかし、今回同人誌で伺った内容は、
アーキテクチャーやニコ動の話ではなく「ファッション」についてです。


濱野さんには、今年9月に銀座にH&Mが上陸したことをうけて、
ZARAやGAP、UNIQLOなど、グローバルに展開している大型ファッションブランドが
この情報社会といかに関わっているのか、というお話を伺ってきました。



実際、流行の「同期」「非同期」「擬似同期」に注目して
社会学的に分析してみた時、そこにはいろいろな面白い現象が
見え隠れしていることが分かると思います。
洋服は、身近なものだけに興味深いです。



また、記事の後半では、「知識人ファッションチェック!」と題して、
「東さんのポールスミス問題」
「萱野さんのドルチェ&ガッバーナ問題」など、
ピーコにも負けない、濱野さんの激辛ファションチェックもあります。


「僕の世代の感覚で言えば、少なくとも大学あたりで
ポールスミスとか着ているのは最高にイケてない奴ですよ(笑)」
と語る濱野さんの発言、要チェックです!!




インタビュー内容


・SPAとは何か
・「擬似同期」化するファッションビジネス
・ファッションの3段階モデル ―浅田彰北田暁大
・「パルコ」から「ルミネ」へ
・《生産=工場=機械》としてのSPA ―ドゥルーズガタリネグリ/ハート、ハイエク
・デッドストックからアウトレットへ ―90年代の「裏原」からゼロ年代の「SPA」へ
・「カフェ」をめぐって ―ハーバーマスデリダ、ルソー
・知識人ファッションチェック!
・コスプレ、その可能性の中心
・女性ファッション界もモジュール化が進む?「小悪魔系」「妹系」「アネゴ系」
・「ディスタンクシオン」が不在の日本 ―ブルデュー丸山真男三島由紀夫




濱野智史さん
1980年生。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。
株式会社日本技芸リサーチャー。10月末に『アーキテクチャの生態系』(NTT出版)を刊行。