シンポお疲れ様でした&これからラストスパート

やずやです。
昨日の10時間シンポジウムに参加された皆様、お疲れ様でした。
非常に面白かったですね。いろいろと勉強になりました。


カメラマンという立場を良いことに、
一番前の良い席で、豪華な登壇者の方たちのお話を聞かせていただけて幸せでした。


(ただ、僕のカメラはいわゆる「1sヌキ」の映像を担当していたので、
ずっとモニタを見ていなければならず、最後はさすがに目が疲れましたが・・・笑)


映像については、あちこちからWEBにアップして欲しいという声が出ていますが、
(僕だってせっかく撮ったのでアップはしたいのですが)
こればっかりは(申し訳ないですけど)、僕が勝手に判断して動くことは出来ません。


早稲田文学の判断、登壇者の皆様の判断で、今後どうなっていくか決まると思います。
3カメで撮っているので厖大な量の編集もしないといけませんしね。
(誰か、そのうち手伝ってくれたら嬉しいです…笑)


ばっちり全部収録しているので、
どこかで、当日行けなかった皆様にもお届け出来れば、とは思います。


(もともとは、ゼロアカで映像をやったことであんなに話題になったのだから、
このシンポも映像で残しておくと価値があるんじゃないか、
むしろ、これからのシンポは、撮影とか、そういうことを前提でやった方が、
多くの人に届くんじゃないか?遠くてこれなかった人にも嬉しいのではないか?
そして、それは早稲田文学の宣伝になるんじゃないか?
文芸誌として、映像と合わせてやっていけば、
先端的なことをやっているというPRになるんじゃないか?
いや、もしかしたら文学自体が盛り上がって裾野が広がるんじゃないか?
という、いわゆるゼロアカ的思想が僕の中にも完全に根付いていて、
(それはゼロアカという砂漠地帯での過酷な戦いの中で生まれてきた
生き延びるための、ゼロ年代的「砂漠の思想」だと思いますが…笑)
そんなこんなで、僕の方から提案して、市川先生に、
カメラを入れさせて欲しいと、前から無理矢理交渉させていただいたわけです。
市川先生は、本当に人格者というか、そのゼロ年代的思想に
同意してくださったので快くOKしてくださいました。


まぁ、一方で、いきなりザクティで突入するわけにもいかないので、
ネトスタWEB動画を作っている友人もお願いして巻き込んで、
なんとかこぎつけたわけです。
でも、やっぱり、公開については、ちゃんと手順を踏まないといけませんよね。
確かに、昨日出てきた「速度」は大事なんですけど、
きちんと手順を踏んだり、誰かを傷つけないことも大事だと思いました。)


ところで、当日、その市川先生のご好意で、
休憩時間にゼロアカ宣伝タイムをいただいたのですが、
うまく活かしきれなくてすみません。残念。
批評家の卵の紹介というよりも、
いつものごとくドタバタコントみたいになってしまいました。
もはや、笑えないドリフターズになった気分です。


まぁ、ゼロアカってそういうところが良いのかもしれませんが…
でも、それだから、外のまじめな人たちからいろいろ批判されているのですよね…
今後、少なくとも、もうちょっと頑張って、
外からも評価してもらえるようにならないといけませんね。
門下生の皆、信頼獲得に向けて頑張ろうぜ!


後、余談ですが、個人的には、
道場破りの筑波批評社の皆様と初めてお会いできたのが嬉しかったです。
若くて明るくて楽しい人たちで、大いに刺激を受けました。


僕は、筑波批評社って、てっきり会社組織なんだと思いこんでいた、
という天然ボケをかましてしまいましたが(すみません)、
とにかくお会いできて良かったです。今後とも仲良くしてやってください。


ムチャイケさんに、
やずやさんは、2ちゃんに書き込みしない方が良いですよ。
あそこは文脈が分かってないとひどいことになります」的な
アドバイスをいただいたのですが
なるほど、なんか実感がこもっていました(笑)
アドバイスありがとうございます。


いや、でも、実際、僕は、前に東スレで話題の仲山さんと話をしてみたくて
(というか、最近のサブカルについて、ザクティインタビューを申し込みたくて)、
勇気を出して書き込みをしてみようとしたことはあったんですよね。
でも、たまたま、使っていたパソコンが規制にかかっていて、
結局、挫折していたのでした。


というわけで(急に話が変わりますが)仲山さん、機会があれば是非!


今、「あえて」下北のオシャレ居酒屋
(あ!、高校生だから居酒屋はダメか!・・・なら)、
「下北のオシャレカフェ」
で、ポストロックやメディアアートの話をしたら面白いかなと思っていました(笑)
(個人的には、チクテカフェとかに久しぶりに行きたい)


っていうか、僕は24歳になるくらいの時に
自分のサブカル臭さがいい加減、イタイというか、
厳しいということが分かってきて、
一気に「転向」して、下北とか吉祥寺に一切行かなくなってしまったんですよね。
あるいは、東京オペラシティとかにも行かなくなってしまった(笑)


大学の講義をさぼって、ふらっと下北のトリウッドとかにいって、
ゴダールの初期の短篇映画を見たりする、
あるいは、吉祥寺のワルシャワでポストロック系のCDを買う、
みたいなことは一切しなくなってしまいました(笑)
それは何故だったのか?
仲山さんと一緒に考えてみたかったのです。(なんちゃって)


(まぁ、今も、たまーに、
吉祥寺の百年というサブカル系古本屋は行ったりしますが。
思想系の本が結構安く手に入るので)


ほんと、最近は、近所にあるジャスコのフードコートで、
雑誌を読みながら、放課後まったりしにきている女子高生をチラチラ見ながら、
銀だこのたこ焼きをハフハフ言って食べる生活です。
見る映画も、なんかベタになったしなぁ。
いや、実際、本当にそうなんで、笑えないですよね。


というわけで、ここから昨日のシンポの話に強引につなげますが、
こういう思春期をおくったからこそ、
宇野さんの昨日の話は、よく分かるというか、
諸手を挙げて同意できるというか、
ゼロ年代の想像力やプラネッツは、実存的にビビビっと響いてきたわけです。


でも、だからこそ、逆に距離をとらないと、とも思ったりもしているのです。
うーん、アンビバレンツ(笑)
その辺の話は、今度の同人誌で市川先生にインタビューした時に、
いろいろと自分の思いとしてぶつけております。
(ここでようやく、同人誌の宣伝につながりました!)


でも、なんだかんだで、久しぶりにオシャレカフェとかも行きたいなぁ。
もう、数年下北に行ってない気がします。


ってことで、同人誌と関係ない自分語りをしてすみません!
やれやれ。


ぶっちゃけ、やらないといけないことが多すぎて現実逃避しています。
さて、ここら辺で、一度コーヒーでも飲んで気合を入れ直そうと思います。


では!





PS(10月25日)
注)僕の勝手な思いこみで、「公開するかも!?」ということを書いてしまいましたが、
公開、販売の予定はいまのところないとのことです。
もともと、僕らも記録用で撮影するということで了解していたのですが、
お祭り騒ぎの中、筆が滑ってあのように書いてしまいました。
すみませんでした。